ホンダのスーパーカブ。
昔からビジネス用のバイクの定番ですし、私も学生時代にバイトで良く乗りました。
そのカブが最近は20代の人や大学生の男女共に人気だそうで、
確かに以前より街中で彼らがカブに乗ってる姿を見かけます。
ヤマハのメイトやスズキのバーディも見かけますが、
やっぱりカブの姿が一番多いように思います。
しかも中には自分で好みのカラーリングにしたり、パーツを外したりつけたりと、
なかなかおしゃれにカスタムして乗りこなしてる姿も見かけます。
安くて頑丈で燃費もいいカブが学生や若者に人気なのはなるほどと納得ですが、
彼らが選んでるのが、数年前にデザインを一新した新型ではなく、
昔ながらの旧型デザインの方だというのがなかなか面白いです。
個人的に私も新型より旧型のデザインの方が好きで、
数年前に発売された50周年記念モデルのスーパーカブとか見ると、
やはり旧デザインの方が味わい深い気がしますし、
そういう部分を今の若い人達が感じ取って自分なりに楽しんでいる姿は、
バイク好きとしても何だか嬉しい気がします。
写真左が旧型デザインの50周年記念モデルで、右が新型です。
車や列車とかでも機種にもよると思いますけど、新しいデザインよりも、
古い機種やデザインの方が何となく良いって話を時に聞きますが、
バイクでもそういう事が確かにあるなぁと、改めて感じたりもしますし、
効率や生産性ももちろん大事ですが、デザインもやっぱり大事だなぁって思います。
最近若者のバイク離れをメーカーは懸念してるようですが、
旧デザインのカブを気軽にカスタムして乗る彼らの好みや行動に、
そんな懸念を解決するヒントがあるかもしれませんね。