伸々さん
>冨野監督は「2001年宇宙の旅」に脳を焼かれてると思いますから
>「コンピューターは和解不能の悪魔」なんですよね・・・
富野さんの話題でよく出てきますし、影響はかなり大きそうですよね。
他にも多くの著名人が2001年宇宙の旅には影響受けてるそうですし、
まさに歴史に残る名作ですね。
>「〇〇(アニメや動画)を視聴した感想」という時点で
>「冨野監督」という前提が崩れてますからね(笑
そうなんですよね。
なので冨野監督のAIは、やっぱり冨野監督の真似でしかないという事になりますし、
ある意味真似ですらないとも言えるかもですね。(^_^;;
>カテゴリーFかもしれない・・・
確かに!
強化人間の中でも能力的に限定されたちょっとう~んな感じが、
なるほどAI的なイメージにピッタリです!!(笑)
>2時間拡大テム・レイ特集『テム・レイの失敗! 富野由悠季がガンダムを作れた理由』
とても面白い考察動画ですし、この動画制作者の熱意を感じさせてくれますね。
まずアムロとテム・レイの関係が、
富野監督自身と実父の関係そのままなのが興味深いですし、
監督自身が70代半ばになって、ガンダムは父親の影響だったという事に気付き、
父との確執や葛藤を抱えながらも、
実はそれ程真剣に深く父の事は考えていなかったと気付いたと語ってる事も、
終始アムロとテム・レイの関係そのままと言う感じで興味深かったですね。
母親のカマリア・レイにしても、色々理由はあるにしても、
結局は自分の価値観を優先して地球に残ってアムロ達と離れる道を選んだのですし、
つまり自分が好きな物や価値観にしか基本的に興味が無い、または薄いという部分が、
テム・レイもカマリア・レイも共通していて、
逆襲のシャア迄の行動を見ても、結局アムロはそんな父母とよく似てるように思いますし、
よくガンダムはシャアの物語で、シャアは富野監督だという意見もありますが、
この考察動画を見た後だと、いやいや完全にアムロでしょって気がしますね。(^_^;;
本当に凄いキャラ作りされてるなと感じます。
それだけに富野メモに記されていたようなテム・レイの初期設定の人生や、
それによって変わってくるアムロ達の物語もちょっと見てみたかった気もしますが、
一方であれだからこそ良かったようにも感じますね。
動画でも語られていましたが、打ち切り決定状態だった後半では、
十分に収めきれなかった当時の事情もあって、やむなく設定変更したのは、
かえって成功だったのかもしれませんね。
ある意味運命的な怪我の功名みたいなもののようにも感じますし、
やっぱり安易なリメイクはしないのが正解かもですね。(^_^;;
あと、ホワイトベースでのテム・レイの控室に置いてある、
アムロの写真の考察も面白かったです。
今まで全く気にしていなかったので、「なるほど!」と思わされました。
こういう何気ない部分にもキャラ達の背景を見事に落とし込んでる富野監督。
やっぱり凄いなと思うと同時に、今の演出家や監督の方達にも、
こういう部分が伝わっていればなぁと思ったりしますね。(^_^;;
そう言えばアインシュタインもオッペンハイマーも、
原爆を生み出した事について、後に後悔を語っていましたが、
「ガンダムが量産されれば若者が戦わずに済む」と建前を語ったテム・レイ同様、
果たして彼らの後悔の言葉は本心だったのかなとかもついつい思ってしまいますね。
アインシュタインは直接的に原爆開発に携わったわけではないですが、
天才の彼らですから、その研究が後にどう活用されるかなんて、
歴史を見るまでもなくきっとそれなりに予見はしていただろうと思いますけど、
結局は研究に没頭し完成させたかったのかもしれませんし、
それに彼らじゃなくてもいずれ誰かが成し得ていたでしょうしね。
時代や歴史を変える程の、ある種の狂気じみた研究に没頭する人と言うのは、
良くも悪くも、いつの時代もそういう人達なのかもしれませんね。
ランバ・ラルの考察も面白かったです。
私はアムロの好きな台詞で、「悔しいけど、僕は男なんだな」と、
「僕はあの人に、勝ちたい」の二つが、当時から何となく好きなんですけど、
この紹介動画を見たら、それがより納得できたような気がしました。
ZZでの考察は、もしかしたら監督は、
「親は無くとも子は育つ」をやりたのかなとも思いました。
初代とZ、またはその前からの鉄腕アトムから続く親子の葛藤をテーマにしてきた反動なのか、
境遇に恵まれずとも逞しく生きる子供達の可能性や成長や、
危うさも含めて描きたかったのかもしれませんし、
だからこそ途中からジュドー達にネールアーガマを託したのかなとも感じますね。
あと、富野監督の父が作っていた宇宙服を見て育ち、
やがて宇宙戦艦ヤマトに違和感を覚えるのも、なるほどと思わせるエピソードでした。
確かに私も宇宙戦艦ヤマトで、宇宙用ヘルメットのシールドが、
ヘルメット内部へ収納される構造じゃなくて、
一般的なヘルメットのように、シールドが外側に設置されてしまっていて、
ヘルメットとシールドの間に大きな隙間があり、しかもそのまま開閉するのには、
子供ながらに見ていて強い違和感感じましたから。
それこそ先日のUCエンゲージのワインやヘリみたいに。(笑)
与圧服制作を間近で見てた監督は更に強烈な違和感を感じた事でしょうね。(^_^;;
そしてこの動画を見て思いましたが、やっぱりエヴァンゲリオンが、
大筋でガンダムのリメイクというかオマージュと言うか、
強く意識されてるんだなとも改めて感じられるのがまた面白いですし、
本当に初代ガンダムの影響って凄いなと感じさせられますね。
今回ご紹介頂いた動画で初めて知った事もあって、
「おぉ~!そうだったのか!」って驚く事もあって非常に面白かったです。
ご紹介ありがとうございました♪
>いやもうダメでしょリメイクは
>特にプロのは(笑
>制約も多すぎますし
>・・・この辺は言いたいこと多すぎて(略
確かにリメイクで良かったと思える作品って、個人的にもほとんど無いんですよねぇ。
仮に全ての制約や予算や諸々の問題を解決してリメイクしたとしても、
恐らく「やっぱり違う・・・」ってなるんだろうと思いますね。(^_^;;
>UCエンゲージですね
>ムラがひどいというか・・・
そういう感じですよねぇ。
イベントシーンのアニメは奇麗ですし、ゲームとしても面白いのでしょうけど、
無重力表現にこだわってきたガンダム作品なのですから、
あれはちょっと残念に感じますよねぇ。
>私も以前にアニメ艦これやガンダムAGEで「牽引」について文句言ってた部分が
>とうとう「そういう部分にまで至ったか」という気分です。
>もっと舞台設定だの物理法則だのなんだのを考えましょうよ・・・と
そういう所に拘って描写されるからこそ、「おお~っ!!」って思えたりしますからね。
牽引で思い出しましたが、紅の豚でポルコの飛行艇が修理の為に、
トラックに載せられて運ばれるシーンの運転席と荷台の動きとか、
実際にあの手のトラックの運転経験もあるので、
あのシーン見た時に「おぉ~!」ってなりましたよ。(笑)
やっぱりそういう何気ない所も大事に描いて欲しいですよね。
>いやもうダメでしょ(をい
>私が新しいアニメを自発的に見なくなったのはそれですし(笑
動画の基本中の基本と言われる歩きのシーンでさえ、手と足の動きのリズムが不自然で、
歩きじゃなくて、まるでスケートをしてるような動きになってたりも多いですからねぇ・・・。
しかも年々増えてる気さえしますし、予算や人手不足や技術継承不足やら、
何だか制作現場の実情が垣間見えるような気がしますね・・・。
>AIの生産スピードを考えると人間クリエイターに明るい未来は・・・
そうなんですよねぇ・・・。
スピードが圧倒的に違い過ぎますからねぇ・・・。
前回Hi-LMさんに御紹介頂いたAIの涼子絵にも本当に驚きましたから。(^_^;;
肌や髪の影や当時のセル画っぽさまで上手く再現してますし、凄いですよね。
しかもそんなAIを今は広く一般的に使えるんですし、
今問題になってる弱点も、やがては改善されて行くんでしょうし、
確かに人間のクリエイターの未来が心配になりますが、
でもやっぱり負けずに頑張って欲しいなぁ~って思っちゃいますね。(^_^;;
AIに頼りきるのではなく、上手く使いこなして創作活動に繋げて行って欲しいですね。
今回も見応えある作品のご紹介ありがとうございました♪