伸々さん
>笑い過ぎて一生忘れられないTRPG 第5話~第7話
展開がいちいち色んなツボ押してきますねホント。(笑)
Gでのバトルのてんしょんとかもですし、絵も相変わらず勢いあって上手くて楽しいですし、
情報をくれ!のシーンではまた不覚にも吹き出しましたよ。(笑)
こういう部分にも本当に才能感じますね。
>海外というか本来の一神教の世界だと
>「神の摂理に反したモノ(奇異な生物等)が一時的ではなく存在し続けている」=
>神や世界に対する不信が募っていくというニュアンスになるそうです
そうですね。
自分達の神以外は一切認めず、他の宗教の神様は邪神や悪魔扱いってのが、
一神教の基本的考え方ですからねぇ・・・。
代表的な一神教のキリスト教も、聖書や他のキリスト教文学作品に記される邪神や悪魔等は、
元は他宗教の神様だったというのが本当に多いですし、
ダンテの神曲なんてとてもイスラム教徒の人には見せられない内容ですからねぇ・・・。
もちろん一神教信者全員がそうではないとも理解していますし、
多くの一般信者はごく普通の善良な方達ですからね。
でもその宗教的指導者や政治家達は、かなり偏っていた歴史もありますし、
聖書なども平和と平等を説きながら、時に相手の宗教を認めず、
改宗しなかったら攻め滅ぼすという歴史を繰り返してますから、何だか矛盾した話ですよねぇ・・・。
>・・・日本人のメンタルって実は相当強いのでは?
そうですね、強いと思いますしとても柔軟だと言えるでしょうね。
古事記の神道でも天照大神だけが唯一神でなく、他の神様が数多くいますし、
その神様たちもどこか人間っぽくて、神々同士で時に争ったり嫉妬したりもしますし、
そうかと思うと平和的にいろいろ話し合いや譲り合いも行いますからね。
北欧神話やギリシャ神話とかにも同じような雰囲気ありますよね。
そういう日本の宗教観というのも、
一つは島国で他宗教の影響を受け難かったというのもあると思いますが、
やはり古くから自然崇拝をしてきた国民性の影響というのも、結構大きいようにも思いますね。
日本を含めた自然崇拝の概念では、自然は畏怖の念をもって接するもの=神様ですが、
キリスト教のような一神教では、自然は基本的に征服・開拓するものという価値観らしいですからね。
伝説上の生き物の龍やドラゴンも、日本含めアジアでは龍は神様の使いや信仰の対象ですが、
欧米でドラゴンは恐怖や災いの対象というのも、
そういう自然に対する考え方の違いから来てるのかもしれませんね。
食事前後の儀式一つにしても、日本では「いただきます」「ごちそうさま」の言葉の中に、
食材になった命とそれに携わった人達への感謝の念が込められていますが、
一神教では食材の命や携わった人達にではなく、ただ神様のみへの感謝だけだそうですからね。
ごちそうさまに至っては無いそうですし・・・。
日本人からするとどこか大雑把でザックリした感謝の仕方に思えてしまいますが、
彼らにはそれがずっと当たり前なんでしょうし、そういう視点で見ていく事でも、
日本と海外の価値観の違いでの様々なヒントになるようにも感じますよね。
そして私はやはり日本の自然崇拝や、
八百万の神々を崇める多神教の価値観の方が良いですし好きです。
そういえば涼子ちゃんも神社仏閣巡り好きでしたね。
日本じゃなかったら聖☆おにいさんも生まれなかった事でしょう。(笑)
今後も様々な宗教がそれぞれに寛容でありつつ共存できる世だと良いですね。
今回も楽しい作品のご紹介ありがとうございました♪